我が家ではよく作る「煮しめ」ですが、
いろんな人から作り方を聞かれるので、
レシピを掲載しておきますね。
どこが違うのか、田舎のおばあちゃんの作る煮しめにはかないませんが、
我が家では定番のレシピです。
<材料> 4人分
サトイモ 4個 皮を抜いて、酢水につける
ニンジン 1本 皮をむいて、1cm程度の厚さの斜め切り
ゴボウ 1/2本 タワシなどでよく洗い、斜め切り
タケノコ 小1本 根元は輪切りにして、残りは縦に1/4に切る
野菜昆布 30g 水で戻し、15cm程度の長さに切って、結ぶ
切り干し大根 30g 水で戻し、15cm程度の長さに切って、2,3本ずつ結ぶ
干ししいたけ 4枚 水で戻し、石づきを切る
コンニャク 1/2枚 7mm程度の厚さに切り、真ん中に切り目を入れて、ねじる
厚揚げ 2枚 適当な大きさに切る
○調味料
地酒 1カップ
もどし汁と水 あわせて5カップ
・野菜昆布
・切り干し大根
・干ししいたけ
※昆布と切り干し大根の戻し汁はたくさん入れすぎると苦みが出ます。
薄口醤油 1カップ
ザラメ砂糖 30g
<作り方>
1.すべての材料を鍋に入れ、調味料を加えて、煮る。
2.沸騰したら、ていねいにアクを取り、落としぶたをして、弱火で40分ほど煮る。
3.火を止めて、そのまま冷ます。
(冷ますことで味がしみます)
結婚する前通っていた、鹿児島ルネッサンスアカデミーの修了テーマ
「ふるさとごはん祭り」で発表会の日に煮しめをつくった時の写真です。
鹿児島の伝統的な地酒(東酒造さんの灰持酒)を使うので、
なにもしなくても美味しくできちゃうのが不思議です。
灰持酒(あくもちざけ)は鹿児島の伝統料理「酒ずし」にも使われている、
鹿児島の昔ながらの調味料です。
灰持酒について知りたい方は、こちらのページをご覧くださいね。
レシピを書きながら、
煮しめや灰持酒の文化というのもこれからの世代に残していきたいなぁと
改めて感じました。
森好子