雇用が大事!

連日テレビでは、民主党の代表選のニュースが報道されています。
円高や株安、経済の不安材料は山盛り。
どちらが党首になれば、この状況が変わっていくのか、
私は党員やサポーターではないけれど、気になるところです。
先日も、街頭演説の模様が報道されていて、
その中で「雇用が大事!というけれど、具体策がない!」
というフレーズがちょっと引っかかりました。
株式会社ワイズプラスでも雇用対策のひとつ、
「食関連事業起業化セミナー(かごしま食のスペシャリスト人材育成研修)」
というのを実施しています。
この事業を受託した、ひとつのきっかけは、
他にはできない職業訓練をしたい!ということでした。
鹿児島を元気にする為には、それを担う人材の育成が欠かせません。
そして、今、緊急雇用対策という名の下に様々な基金訓練が実施され、
それが真の意味で雇用対策になっているのか疑問に思うこともあります。
今朝の新聞に、待機児童が多く、働きたくても働けない人がたくさんいるというニュースが
載っていました。
鹿児島の待機児童も357人いるそうです。
今日のテレビでやっていましたが、認可保育園を作るのに、約1億4800万円かかるそうです。
ちなみに、現在支給されている子ども手当の総額は1兆4720億円。
0.01%子ども手当を減らせば、1つの保育園を作ることができます。
そして、さらに保育園で働く人の雇用や
そこに預けて働く人の雇用の機会も生み出すことができます。
「雇用が大事!」と言うのは簡単です。
そして、事業仕分けでバッサバッサと無駄を省くのもいいのかもしれませんが、
なにか、もっと具体的かつ現実的な雇用対策はできないのでしょうか。
そんなことを思った今朝のニュースでした。
森好子

コメント&トラックバック

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  1. こんばんは。表題に引かれて覗きに来ました。
    雇用が大事というのは分かるんですが、雇用は会社がするわけで、じゃあどうしたら雇用が増えるか、というと会社の仕事が増えて、業績アップしたらOK。雇用というのは継続的な雇用であって、とりあえず補助金で数ヶ月分の人件費をペイしてくれても意味がないんですね。
    だから「雇用が大事」というなら、どうやって企業の業績をアップさせる、工場の海外移転をやめさせる、などの政策を具体的に述べるのが一番だと思います。
    今の党首候補はちょっとネガティブキャンペーンに走りすぎですね。それじゃあ国民はついて来ないですね。

  2. posted by Yoshiko Mori

    yasuさん☆
    なかなか長期的なビジョンで政策をというのは
    難しいのかもしれませんね。
    すぐに結果が出ないと、すぐに支持率は下がるし。