11月の第3週木曜日はボジョレー・ヌーボーの解禁日です。
日本はイベント好きで、このボジョレーの世界輸出量の
なんと約半分を消費しているらしいです。
独身時代は12時の解禁に合わせてパーティーに参加してましたが、
今はすっかりおとなしく（？（笑））、
20日に手にいれたものをその夜にいただくことが多くなりました。
鹿児島に戻ってきたばかりの頃、
偶然出逢ったドメーヌのボジョレーがとてもおいしくて、
それ以来同じ銘柄のものを毎年購入しています。

トラコという銘柄のもので、
ボジョレーって、いまいちと思っていた人もこれを飲むと
「え？これ、ボジョレーなの？」
と驚くこと間違いナシです。
今年も安定のおいしさでした！
さて、このボジョレー・ヌーボーですが、
ガメイという長期熟成には向かない品種のブドウでつくったワインを
新酒のうちに飲んでしまうという
デメリットをメリットに変えたすばらしい発想ではないかと思います。
特産加工品の開発に携わっているので、
いろいろなものを目にする機会がありますが、
このデメリットをメリットに変えたものがヒットしているケースって
けっこう多いのです。
ボジョレーを片手に、まわりのデメリットを探して、
新しいアイディアを考えるのも
また楽しいですね♪
私ももうしばらくこのボジョレー・ヌーボーのお祭り気分を
楽しみたいと思います。
森好子