もっと変な給食

2月に入り、幼稚園のお試し通園「つぼみ教室」では
子ども達は別室で「おしごと」している間、
保護者達は別室で子ども達のお仕事が終わるのを待っています。
ということで、その待っている間はママ友達といろんな情報交換の場となっています。
先日も、あるママ友が変な給食について新聞に出ていて、
給食だから安心と言うことはないんだと言っていました。
え~!?
だって、給食は管理栄養士さん達がしっかりと考えて作ってくださるものだから
大丈夫とばかり思っていたんですが・・・
その時の記事では産経新聞のもののようですが、
記事の元になった本を買ってみました。
もっと変な給食
「もっと変な給食」
ブックマン社 ¥1,333(税別)
「変な給食」の続編のようです。
この本では、全国のいろいろな、おかしな給食が紹介されています。
鹿児島は農産物も豊富あるし、食育活動も盛んだし、
東京とか都会に比べると大丈夫と私なりに思っていたんですが、
鹿児島の給食も「変な給食甲子園」に出場していて、
九州・沖縄ブロックで優勝しています。。。
そのメニューは
・セルフカスタードクリームサンド
・ポトフ
・牛乳
というメニューです。
この本に載っている給食がすべてとは言えませんが、
今の給食で出されているパンに菓子パンが多いこと!
え?野菜は?
カロリーを満たすために炭水化物だけ?
糖質や脂質が多すぎ!?
というような「?」がいっぱいのメニューが満載です。
続編ということで、第1編に対する読者からの意見なども掲載されているのですが、
中には「どこがおかしいのか分かりません」といったものも。
学校給食法で給食は
「児童の心身の健全な発達に資するもので、食に関する正しい理解と判断力を育てるもの」
と書かれています。
私も食育の話をするとき、「食選力」というお話しをしますが、
給食がこれでは・・・
4月から娘は幼稚園に入り、月1回のお弁当の日以外は給食を食べることになります。
はたして、どんな給食が出るのか、
楽しみのような、怖いような・・・
森好子

コメント&トラックバック

  • Comments ( 6 )
  • Trackbacks ( 0 )
  1. 変な給食、ほんとに、問題になっているみたいですねー。
    私もメニューを拝見したときは「なぜ、こんなメニューなの?」と目が白黒でした。
    もちろん、そうではない給食を意欲的に子供たちに
    食べさせている栄養士さんたちもいらっしゃるわけですがー。
    先日、NHKの仕事の流儀で出ていらした小学校の給食を作り続けて退職なさった栄養士さんの活躍を拝見して、もしも子供がいたら、この小学校にお願いしたいなあと思ったほどでした。
    かなり前、取材でこの栄養士さんと同様な考えで、地元の産品で健康的な給食作りを実践されている栄養士さんが鹿児島にもいらっしゃいましたが、学校によって格差があることは、やはり親御さんたちは気になるところですよね。

  2. posted by eiyousi

    変な給食というタイトル。失礼だと思います。
    実際に学校給食はセンターや単独校によっても作れるもの、できるものが違うのが実態です。
    1万食を作るセンターと500食を作る単独校では、できることが違って当然です。
    ご飯給食ができない学校、パン給食ができない学校もあります。
    給食は1食ですべてを満たそうと思っていません。
    1週間、1か月通しての栄養価です。
    菓子パンは給食用に砂糖・脂質を抑えた配合で特別に作ってもらっているもので、1年に使える回数が決まっています。
    なぜ菓子パンが入っているか?コッペパン出しても残食になるからです。
    今は恵まれている子供たち。
    嫌いなものは残していいよ、無理して食べなくても家に帰ってから食べたらいいよと躾けられている親御さんもいらっしゃいます。
    感謝して食べること。それを教えているご家庭が少ないように感じます。
    すべての給食を食べているわけではないのに、一方的に極端な例だけを集めている本を信じるのもどうかと思います。
    実際に体験してから載せるべきだと思いますよ。
    学校栄養士さんは一生懸命されています。
    親御さんが批評しているだけでは何も変わりません。食育に力を入れたいなら、いい給食を出してもらえる環境作りを訴えていくべきだと思います。

  3. posted by Yoshiko Mori

    レイコさん☆
    本になっているのは、タイトルも中身もインパクトがあるものばかりで、
    それがすべてとは思いませんが、
    今のまわりの人たちを見ても、
    これが「食」の現状なのかなぁと思うことも多々あります。
    仕事の流儀、私は見逃してしまいましたが、
    まずはものを大切にする。
    そんなことから教えていかなくてはいけないのかもしれませんね。

  4. posted by Yoshiko Mori

    eiyousiさん☆
    コメントありがとうございます。
    もちろん、以前「家族の勝手でしょ」という
    様々な家庭の食卓の写真を取り上げた本を紹介しましたが、
    それと同じで、タイトルも中身もインパクトがないと売れないので、
    極端な例が載っているのだと思います。
    言葉足らずですみません。
    もちろん、栄養士さん達も限られた予算、
    限られた食材の中で、頑張っていらっしゃる方も
    多いことと思います。
    でも特別に作った菓子パンであっても、
    残食が多いからといって提供されることには抵抗があります。
    だって、子どもはそれで味を覚えて、
    市販されている菓子パンを欲しがるようになりますから。
    先日の農商工連携セミナーで地元の居酒屋さんが
    「地産地消と言うけれど、地元のものを使おうと思っても難しい」
    というような内容の発言をされていました。
    意味が分からなくて、セミナー終了後
    その方にいろいろお聞きしたのですが、
    やっぱり「?」がいっぱいでした。
    というのも、地産地消と言っておきながら、
    地元のものを地元で仕入れる仕組みがないために、
    結局使えないという結果になるということ。
    こんな食糧基地出水でさえそうなのですから、
    学校給食でも同じようなことが起こっているのではないでしょうか。
    そういうことを解決できる仕組みを作っていくことも
    私の役割ではないかと思っています。
    そして、食育。
    当たり前の事を当たり前に、
    感謝の心を忘れない子どもを育てるのも
    私の仕事だと思っています。
    私ができるのは小さいことでしかありませんが、
    私のまわりだけでも、少しずつ変わっていけば
    と思います。
    貴重なご意見ありがとうございました。

  5. posted by eiyousi

    菓子パンってそんなに悪い物でしょうか?
    菓子パン食べるときは一緒に野菜も食べようと教えるのも今の時代には大切だと思います。
    あれもダメこれもダメは、偏食の子供を育てることにならないでしょうか?
    森さんのいう食選力って何なのでしょう?
    応用できる力をつけないと、これからの時代にはそぐわないと思います
    学校給食は10年以上前から地産地消に力を入れています
    何も知らずに憶測だけで話すのやめてください。
    感謝する気持ちを育てることにもみんな力をいれています。
    栄養教諭という資格ができて食育の時間が増えたことご存知ですよね?
    もう少し学んでから発言された方がいいですよ。
    居酒屋と比べるなんてバカにされてるとしか思えません

  6. posted by Yoshiko Mori

    eiyousiさん☆
    いろいろなご意見ありがとうございます。
    このブログは私の会社のサーバーにあり、
    私が日頃の生活などで、
    ふと思ったことや疑問などを書かせていただいています。
    eiyousiさんは、おそらく学校給食に詳しい栄養士の方とお見受けしますが、
    お名前等が分からないので、
    直接お話しすることができないのが残念です。
    私は残念ながら栄養士ではありませんし、
    結婚が遅かったので子ども達もまだ小さく、
    実際の学校給食を体験できるまでには
    まだまだ時間がかかりそうです。
    私では学校給食の現状などを公的な場で述べるのは
    できないと思いますので、
    ぜひ、eiyousiさんからいろいろなところで誤解している方のために
    情報発信をしていただけないでしょうか。
    直接この本の著者にお話しをされるのもいいかもしれません。
    今回のコメントは私にとっても、このブログの読者にとっても
    きっと大変勉強になったと思います。
    ママ友達にも話をしたいと思います。