仕事で鹿児島市内に行くときは、九州新幹線「つばめ」を利用していますが、
先日、車内で『薩摩』というパンフレットを見つけました。
－日本の近代化は、
　 鹿児島からはじまった。－
鹿児島は日本列島の南の端っこで、
九州の中のひとつというようなイメージを持つ人が多いと思うのですが、
実は、いろいろなものを日本に伝えていった発祥地であることが多いのです。
例えば、「サツマイモ」
鹿児島では「カライモ」と呼ばれますが、
これも鹿児島から伝わっていったもののひとつです。
さつま揚げもそうですね。
薩摩焼の高級品である「金襴手薩摩」は欧州では「ＳＡＴＳＵＭＡ」と呼ばれています。
最近では、鹿児島で取れた芋を原料にした焼酎に対して、
「薩摩焼酎」という地理的名称も認められました。
鹿児島は明治維新を起こす原動力ともなった土地なのです。
そう！
風は薩摩から！
「ないもの」を欲しがるのではなく、「あるもの」を活かす。
そんな地域活性化ができる土地。
私はそう信じています。
森好子