テレビを見ていたら、
うちもたまにお仕事を一緒にさせていただいている、
かごしま探検の会の東川さんの企画している『団地巡りツアー』が
放送されていました。
かごしま探検の会さんは、今年の春までソーホーかごしまに入居していたので、
ご近所さんでもあったのですが、
彼の話を初めて聞いたのは、かごしまルネッサンスアカデミーの授業でした。
私たちが日頃何気なく見ている風景や、建物などを、、
彼なりの視点で見ておもしろい!と思ったら勝手に『世間遺産』という認定をしています。
(南日本新聞にも連載中)
彼は「僕の話はおもしろいけど、役には立たないんですよ」と言っていましたが、
ルネッサンスアカデミーで話を聞いたとき、
何でもないことでも、突き詰めれば、おもしろくなるんだなぁ。と妙に感心したのを
覚えています。
よく地域興しを考えるときに、
「無い物ねだりではなく、あるもの探しをしよう!」
といわれますが、それに通ずるものがあるのではないでしょうか。
東川さんの仕事が商業ベースに乗るかは別としても、
こういう形の地域再発見!というのがあってもいいのだなぁと
いつも地域興しの新しい側面を見せてもらっています。
夏休みの自由研究として、その地域にある「宝探し」っていうのも
おもしろいかもしれませんね。
森好子