フェスティバロさん主催の唐芋ロンドに参加してきました。
今回は50回の記念講演ということで、
会場はたくさんの人でいっぱい!
しかも、参加者には焼酎学や食育などの第一人者の方がたくさんいらっしゃってビックリ(@_@)
記念講演というだけあって、内容も
「世界のサツマイモ事情」
「コガネセンガンの生い立ち」
の2本立てでした。
日本、特に鹿児島ではメジャーなサツマイモですが、
アメリカではほとんど食べられて(知られて)いないようです。
そして、鹿児島の焼酎にはなくてはならない「コガネセンガン」を
生み出した坂井健吉先生のお話。
気の遠くなるような品種交配をして完成したコガネセンガンは、
細胞の大きさが小さく、しかも粒ぞろいのデンプン粒子がまんべんなく分布しているので、
大変優れた品種であるという話でした。
そして、サツマイモは太陽エネルギーの固定能力に優れているので、
2トンの芋を作るのに、鹿児島では1.5トンのツルと葉があればよいそうですが、
関東では3トン必要だということ。
そういう意味でも鹿児島はサツマイモを育てるのに適した土地なんですね。
講義終了後はサツマイモ料理の試食もあり、
とても楽しい&勉強になった講演会でした。
森好子