昨年の中国製餃子の事件以来、食の安心・安全が注目を集めるようになりました。
まだまだ鹿児島での認知度は低いですが、
農業の世界には『ＪＧＡＰ』という認証制度があります。
『ＪＧＡＰ』は「日本のよい農業のやり方」や「適正農業規範」と訳されますが、
食の安心・安全に対する意識の高まりを受け、
作物のトレーサビリティやリスク管理などについて、
ＪＧＡＰ協会が１２８項目の規格を設け、
それをクリアした農場に対して、認証を与えるという制度です。
私も3年前にＪＧＡＰ導入指導員、2年前にＪＧＡＰ審査員の資格を取りました。
ちなみに、ＪＧＡＰ審査員になったのは、日本人女性では初なのです。
北海道に次ぐ農畜産県である鹿児島にとって、
ＪＧＡＰは有用な規格であり、
差別化を図って、ブランド化するのにも役立つと思います。
この規格の浸透に向けて、努力していきたいと思います。
森好子