娘が面白い本を借りてきていました。
夜、テーブルに放置されていたので、
私も読んでみることに。
「昔話法廷」という題名の本です。
「三匹のこぶた」というお話。
皆さん、よくご存じの内容だと思うのですが、
この本の中に登場するのは。三匹のこぶたとオオカミの母親です。
最後にやっつけられたオオカミですが、
このオオカミをやっつけるという行為が偶然であったのか、
故意であったのか。
正当防衛が認められるのか。
というような内容です。
おそらく、三匹のこぶたを読む多くの人は、
悪いオオカミをやっつけた、勧善懲悪の話だと思っていると思いますが、
オオカミの側からすると・・・
ものごとは多方面から見ないと、
一言で、正しいとか悪いとか言えないよね。
そんな事をテーマにしていて、
とても面白かったです。
森好子