昨日
2019かごしまの新特産品コンクールが開催され、
今年も審査員の大役を務めさせていただきました。
いろんな作り手の方が心を込めて作った商品を審査するのは、
楽しいけれど、大変な作業です。
昨日も一次審査で52品目(アイテムを入れるとそれ以上)、
二次審査で30品程度を試食し、審査しました。
審査員をさせていただいたのはこれで3年目ですが、
毎年、加工品としてのレベルが上がってきているように思います。
一次審査では、担当したものについて、
それぞれの審査員の投票によって二次審査へ進むかどうか決まります。
二次審査では、自分が一次審査で担当しなかったものもあるので、
中身の味はもちろんですが、パッケージや地域性、売れそうかなど、
審査員が意見を交わしながら、受賞商品が決められていきます。
今回も、審査は難航。
バイヤー審査員の、これだったら売れそう!という意見や、
うちで売りたいとかもありますし、
技術的に見て、非常に可能性があるとかいろんな議論が交わされました。
大賞の鹿児島県知事賞には南州農場の黒毛和牛熟成生ハムが。
これは、鹿児島黒牛をもっとアピールしてはというのと、
商品の完成度で選出されました。
鹿児島市長賞には、FUKU+REさんの黒酢のテリーヌショコラ。
そのほか、鹿児島県特産品協会理事長賞、鹿児島県観光連盟会長賞、
日本百貨店協会会長賞、鹿児島県貿易協会会長賞、奨励賞が決まりました。
個人的には、これからもっと期待したいなぁということで、
鹿児島県観光連盟会長賞と奨励賞に入った3品が気になりました。
一つは観光連盟会長賞に入賞した
東シナ海の小さな島ブランド株式会社の
漁師印のキビーニャカウダ。
(写真撮り忘れ・・・)
伊佐のクリームチーズを味噌麹の技術で熟成させた
ほたる味噌の「熟成クリームチーズ」
これは、めっちゃおいしい!
売っていたら、私が買いたい商品。
そして、先日、このブログでも紹介した、
山上農園のシラヌイドライ。
たくさん食べ過ぎたせいで、
昨日は夜までお腹いっぱいでした。
このコンクールは単なる通過点でしかありません。
これを機に鹿児島の特産品がたくさんの人に届くといいなぁと思います。
森好子