沖永良部にお邪魔したとき、
日本一のガジュマルのある国頭小学校に案内してもらいました。
ここは数年前、天皇陛下がいらっしゃった場所でもあるということで、
ガジュマルの前には記念碑が建っています。

すごい大きい木！
たまにこの下で授業をすることもあるのだそう。
なんだかいいですね～。
日なたはすごく暑いけれど、木陰は涼しくて気持ちいいです。

沖永良部は航空路があるようで、こうやって飛行機がよく見られるそうです。

そのあと、先日の台風で倒れてしまったという和泊小のガジュマルも見に行きました。

卒業生がすぐ集まって、起こしたそうです。
なんだか痛々しい・・・
早く元気になってねと声をかけてきました。

ガジュマルには茶色いひげみたいなのがぶら下がっているのですが、
しっかりと根ざすために、これを地面まで伸ばして、
自分を支える幹を作るのだそうです。
日本一のガジュマルにはこれがありましたが、
和泊小のにはなかったので、倒れてしまったとのこと。
自然界のものはそれぞれ、自分が生き残るために工夫しているのですね。
なんだか不思議な気がしました。
和泊小のにはこれから、支え木を作って、あげるのかな？

島にはのんびりした空気が流れていて、
とても気持ちいいです。
でも、本土の人より、ものづくりに対する熱意があるなぁと
いくつかの島を巡って感じました。

森好子