パン

最近、パンのおいしさって何だろうと考えることがあります。
高級食パンブームですが、
どの食パンも甘かったり、バターの風味だったり、
そういうもので、パン本来の味をごまかしているように思えてなりません。

おいしいパンってなんでおいしいと思うんだろう?
それは、きっと、原材料もあるけれど、
それより、工房付きの菌とか、作り手の菌とか、
発酵させる酵母とかの相性なんじゃないかなとすごく思います。

パン工房麦穂さんの国産小麦の食パン

もちろん、麦穂さんの国産小麦の食パンにも砂糖は使ってあるそうですが、
それだけでおいしいのではなく、
やっぱり小麦のおいしさなんですよね~。
最近、これは!と思ったものに
黒田さんのパンがあります。
これも、やっぱり粉のおいしさと酵母の組み合わせのような気がします。

どちらも、うまく菌の力が融和しているんだと思います。

今、仕事でHACCP関係の仕事も多いですが、
菌=有害だから除菌!というのではないと思っています。

発酵の世界はとっても面白いです。

森好子