一汁一菜でよいという提案

ポテトサラダを家で作らないなんて!とか、
コロッケは手作り?とか
コロナ禍で家で食事をする機会が増えて、
家でちゃんとご飯を作らないのは手抜きだ!というような話題を
ネット上で目にすることがあります。

この春から、
娘がしおかぜ留学へ行き、
ご飯を一緒に食べない生活が始まりました。
どんなものを食べているんだろう?
きっとお魚おいしいのかな?
と思っていたら、お店がないので、生ものが手に入らず、
ご飯はお肉料理が多いとのこと。
そんな話をしていたら、漁師さんからお魚を分けてもらい、
初めてお刺身と竜田揚げを食べましたと
LINEがありました。
考えてみれば確かにそうですね。
お店がなければ、買うこともできないし、
本土からお取り寄せとなると、
冷凍がほとんどでしょう。

と、そんな時・・・

一汁一菜でよいという提案

土井善晴さんの書かれた
「一汁一菜でよいという提案」
本屋さんでふと目にして、手に取りました。

ごちそうを食べたいとか、
食卓は品数か多くないといけないとか、
私たちはいろんな既成概念にとらわれすぎているように思います。

この本をこのタイミングで手に取ったのは
きっと意味があることのように思います。

一汁一菜。
これが食の基本ですね。

こうでなくてはいけないと頑張りすぎるから、
しんどくなるんですよね。
一汁一菜。
これで十分と思えば、
心が軽くなる気がします。

なんだかよい本に出会いました。

森好子